N-ro 329 2011. ７月号
Suita Esperanto-societo
吹田エスペラント会会報 発行：矢野義男 吹田市山田東２-２５-１３
郵便振替 00970-0-319578 年会費 6000円 準会費 2400円
ホームページ http://suita.chu.jp
第59回関西大会終わる！
2011年6月18日（土）～19日（日）に神戸市立生田会館で、第59回関西エスペラント大会が開催された。吹田エス会からの参加者は、近藤由佳里、佐藤守男・芙優子、陳建平、大畑賀代子、矢吹あさゑ、松田洋子（不在参加）の７名でした。
佐藤さんは2日目の分科会で「九条の会」を担当し、「日本国憲法前文と第九条の暗唱大会」を実施されました。お孫さんの芙優子ちゃんは、一日目の朗読コンクールに挑戦し、とてもきれいな発音で「はだかの王様」を朗読してくれました。惜しくも2位で本人はとても悔しがっていましたが、大勢の聴衆の前で堂々と朗読することに挑戦することだけでも素晴らしいことだと思います。
11月3日の吹田市民文化祭のときに 「ふれあいコンサート」をお願いしている
野田淳子さんのミニコンサートを聴きました。「里の秋」「死んだ男ののこしたものは」「時を超えて」「大きな歌」をエスペラントと日本語の両方で聞かせてくださいました。澄んだ心にひびく歌声に、時には涙ぐみながら聞き惚れていました。吹田の文化祭では１時間半も歌っていただけるので今から楽しみです。
次ページに参加者の感想を載せます。 （矢吹）
７月、８月例会会場のお知らせ
７月 ６日（水） 南千里市民センター
７月１３日（水） 南千里市民センター
７月２０日（水） 南千里市民センター
８月 ３日（水） 南千里市民センター
８月１０日（水） 南千里市民センター
８月３１日（水） 南千里市民センター
関西エスペラント大会に参加して
近藤 由佳里
さる６月１８・１９日に神戸市で開催された第５９回関西エスペラント大会に
参加しました。
私が関西で開かれる大会に参加したのは、亀岡で開催された日本大会以来です。
関西大会と限定しますと、高槻市在住の頃、まだ初心者で入門講座受講中に、宇治
市で開催された時までさかのぼります。
２日間盛りだくさんのプログラムでしたが、すべて参加できたわけではありませ
んし、また、どなたかと常に一緒に行動する事もありませんでしたので、一人気楽
に過ごした二日間となりました。
まず、大会前遠足。２コースあるうちの町並みコースに参加しました。花時計・
神戸市役所や東遊園地そして、外国人居留地跡、メリケンパークなどを回るコー
スです。このコースには、ベトナムから参加されたNguyen Thi Phuongさんも参
加されていて、大変熱心にあちらこちらを見て回られ、写真にも収めておられた様
子でした。
私は、単独参加でしたが、このコース担当の神戸エスペラント会会員で遠足担当
責任者のＹさんが声をかけてくださり、先頭を歩きながら私の手引きもかって出て
下さいました。
阪神・淡路大震災の悲惨さを改めて思い返す一時となりました。
開会式前に行われた最初の分科会では、念願だったキリスト者の分科会に参加し
ました。 昨年の長崎での日本大会バンケードのテーブルで御一緒だったＡさんにそこでお会いする事ができました。分科会 に使用されているすみ字の資料の箇所を教えて頂いたり、参加者名簿の記録のアドバイスをして下さったりと何かとお世話になりました。
初日は、開会式後すぐに我家へ帰宅しました。
２日目午前中は、書店でゆっくりすごしました。
前日お世話になったキリスト者分科会担当責任者の山田さんが、ザメンホフのエスペラント訳した聖書(すみ字)を教えてくださり、購入することにしました。
昼食時には、奈良エスペラント会の岡部さんが、声をかけて下さいました。
ポーランドの世界大会の時に、お２人の視覚障害者の方と御一緒だったとの事。
現在は、青年エスペランティストの為のいろいろな活動援助に御尽力されているようです。
昼食後の公開講演
１、関西大学教授・寺島先生による講演、エスペラントと世界平和実現への道。
私には少しむずかしい話でした。
しかし、世界各国で話されている英語は、政治的・経済的に必要であっても、対話による世界平和への為には、やはりエスペラントが必要である事。
特に、多種・多様なアジアの人々にとっては、必要なものではないか。ということだけは、なんとなくながら分かったような気がしております。
２、野田潤子さんによるミニ・コンサート
平和に対する思いがいっぱいつまったコンサートで、胸がいっぱいになりました。
秋の文化祭が今から楽しみです。
３、ベトナムから参加されたNguyen Thi Phuongさんによる講演、発展するベトナムとエスペラント。
５年間お住まいのハノイについて、いろいろとスライドを用いての説明でした。
スライドは見えませんでしたが、日本語通訳もあって、大変分かりやすかったです。
講演の後には、来年世界大会開催地ということもあって、気候や言語についての質問が相次ぎました。
とかく英語さえ知っていればと思ってしまいがちですが、今回大会に参加して、また、エスペラントを続ける意欲がでてきたようで、本当に良かったです。
そして、見えない私に事あるごとに気軽にお声かけ頂き、その他多くの方々にもお世話になり、改めて感謝するばかりの二日間となりました。
＜東日本大震災で被災されたエスペランチストへの見舞金について＞
上記見舞金をKLEGが Movado 6月号で 募集していたので、吹田エス会の会費から1万円を送りました。
被災エスペランチストに届けられ少しでもお力になれたらと、心から願っております
野田淳子さんの歌に聞き惚れました。
でも、参加するだけでも勇気があるし意義があることだよ！！