N-ro 478 2026年 1月号

吹田エスペラント会会報 発行:矢吹あさゑ 吹田市南金田2-4-4
郵便振替 00970-0-319578 年会費 6000円 準会員 2400円
ホームページ http://suita.chu.jp
★ 令和7年度市民文化祭参加 エスペラントふれあい講演会終わる
吹田エスペラント会は、2026年1月20日(火)14:00~16:00に、千里山コミュニティセンター(BiVi3階)の会議室(1,2)でエスペラントふれあい講演会を開催した。参加者は、14名。一般の吹田市民の参加者が1名おられたので、急遽、京都エスペラント会の森川さんに通訳をお願いした。
初めに、二人の紹介。二人は、「ワーキングホリデー」を利用して、1年間働きながら滞在するというビザを取って日本へ来られた。
Fiaさんは、アイルランド出身で、7年前にフランスへ移住し、今は、インターネットで英語を教えている。漫画が好きで、日本語に興味を持ち、日本に来て大阪で2か月ほど日本語を勉強したそうだ。
Lucasさんは、プロの研師。日本の歴史、戦国時代に興味があり、多種多様の伝統を守り続けている日本をもっと知るために来たそうだ。
二人は、今は、京都市東山区の本町エスコーラ(古い空家を改修し、コミュニティスペースと住居、アトリエなどとして利用し活動する場所。エスコーラは学校の意味)に住んでいて、バザーロやお祭りなどに参加。Lucasさんは庖丁研ぎを披露した。また、二人でエスペランティストを頼り、日本各地を訪れたそうだ。北海道の札幌のイベント(komuna seminario)に参加したり、礼文島の有名なユースホステルに泊まって自然の美しさを満喫したり、登別温泉の地獄祭りで鬼踊りを見たり、四国では、シンガポール出身のエスペランティスト、エビーナさんに三味線を教えてもらったり……。また、Lucasさんはエスペランティストの自転車グループに所属していて、琵琶湖一周にも参加したそうだ。
Lucasさんは、フランスと日本の研師の違いについて講演された。亀岡の砥石博物館や神戸の竹中大工道具館も見学されたようだ。
日本は人の手で、研ぐ物や工程によって様々な砥石を使い分け、巧みな技を使って研いでいる。フランスでは、職人が、回転する研磨機(グラインダー)で研ぐ。フランスの研師は男ばかりだが、日本には、女性の研師がいる。フランスでは、ものすごい音を立てて研ぐが、日本ではとても静かに研ぐ。
また、Lucasさんは、消費主義(konsumismo)についても言及された。日本では最近、百均店で庖丁も売られていて、切れなくなったら買い替えるという風潮があるのではないか。いいものを修繕して使い続けることをしなくなってきているのではと、懸念しているようだった。参加者のエスペランティストの何人かは、ちゃんと庖丁を定期的に自分で研いでいたが……。
Fiaさんは、和服用の外套の一種の「道行」をTシャツの上に着て、作務衣の下衣をはいていた。友人が捨てた下衣だそうだ。着れるものは捨てないで最後まで大事に使い切るということを徹底されているようだ。私は、何でもすぐに捨てずに、修理してぼろぼろになるまで使い切っていた江戸時代の庶民の姿を思い出した。外国から来られた二人の若者は、最近の日本人の無駄遣いや使い捨てに走っている姿に眉をひそめているようだった。ペットボトルやトレイのごみが我が家でもすぐにたまってしまう。過剰包装にびっくりすることも多々ある。フランスではフードロス防止が徹底されているようで、本当に、物を大事に使い切る大切さを改めて考えさせられた。
二人は、講演会の後、吹田エスペラント会会員、松川さん宅に泊まり楽しく過ごされたようだ。
銭湯の話もFiaさんからお聞きしたかったが、時間がなくて残念だった。
(矢吹)


例会学習より
<昔からよく言われる表現から>
鳶に油揚げをさらわれる
・Antaŭ longa tempo kiam mi laboris en ekskompanio, mi kaŝe projektis pri la rimedo por teknika plibonigo. Se tio estus en sukceso, ni gajnos eble cento milionoj-enoj. Iu alia
laboristo sekrete aŭdis mian projekton, kaj li raportis tiun al nia prezidanto kiel sia projekto.
・Kiam alia persono rabis vian akiraĵon, vi restas en stuporo.
枯れ木も山の賑わい
・Eĉ se vi havas sengravan aĵon, vi povas senti bone.
河童の川流れ
・Eĉ majstro iufoje malsukcesas.
・Eĉ tre sperta persono, pri kiu oni demandas sin “kial ĝuste tiu?”, foje kaŭzas akcidenton.
困ったときの神頼み
・Ni preĝas al Dio nur kiam ni staras en malfacilo.
・Kiam mia nepino estiis juna, ŝi malsaniĝis je la malfacile kuracebla malsano. Iu bakterio enpenetris je ŝia mjelo. Multaj malsanuloj de la sama malsano unu post alia mortis en japanio. Mi tuj pripreĝis al Dio por resaniĝo.
勧善懲悪
・Mi ne scias, kio estas bono kaj kio estas malbono, sed ĉiuokaze estas evidente, ke la registaro de Takaiti, kiu ĉagrenas la popolon kaj emas militi, estas malbona. Do mi kun kolegoj renversu ĝin.
自分の物差し
・Juĝi per sia mezurilo pri valoro
・Laŭ mia vispunkto
・Sen esti misgviditaj de aliaj reputacioj, ĉiuj homoj devas juĝi per sia propra mezurilo.
根に持つ
・kovi rankoron, obstine
・Li kovis rankoron al sia amiko pro okazintaĵo de sia infaneco.
水入らず
・En ĉiu jaro ni pasigas novjaron nur kun familianoj. Plej agrabla rememoro por mi estis vojaĝo al insulo Izuooŝima. Tio estis okazo de antaŭ kelk dek jaroj.
・Ni festis alvenon de novjaro nur kun familianoj.
・En jarfina tago kutime miaj familianoj vespermanĝas en restoracio “Kinnobuta” : filinaj kaj filaj …miaj ĉiuj genepioj ĉijare kuniĝis.
水魚の交わり
・Mi sentas ,ke du komikistoj eble sincere kaj profunde havas amikan rilaton reciproke dum longa tempo. Pro tio ili sukcesos en la parto de parol-artajo.
・Tiuj, kiuj bredas animalon komisiitan al si en zoo, nature konstruas intimajn interrilatojn kun la animaloj.
・Mi ne havas koramikon. Sed mi kaj mia edzo reciproke havas nedisigeblan amikecon dum kvindek jaroj.
10)手の内
・Sekreto : Estas klare, ke ĉefministro Takaiĉi intencas okazigi la elektadon antaŭ ol oni malkovras siajn sekretojn kaj malsukcesojn.
北摂ザメンホフ祭について
2025年12月14日(日)13:00~16:30に豊中市立中央公民館2F 講座室で北摂ザメンホフ祭が開催された。参加エス会:池田、吹田、高槻、豊中。参加者13人(うち吹田2人:佐藤、大畑)。
出し物は吹田、高槻、池田、豊中の順で行われた。吹田は、11月のエスペラント相撲参加の報告で、初めに佐藤さんからエスペラント相撲のあらましについての話があり、その後、2人が本の感想を行った。次いで、高槻は、浮田さんが映像を使って高槻エスペラント展の60年を紹介。エスペラント展の準備の様子などが映し出された。
休憩後、リベーロイ社の𠮷川さんから、2025年4月に奈良の般若寺で行われた「長谷川テルの訪問記念の碑」碑前祭後の交流集会での話の中に出た“Elektitaj eseoj de Verda Majo”に関連して、『バルセロナ日記』、”Hispana, Kataluna, Mangada”の本の紹介と説明があった。続いて池田エス会のエスペラントゲームアプリの紹介(島谷)があり、最後は、主催者の豊中エス会が「加藤木さんを偲んで」で、佐野さんの話、続いて萩原洋子さんの手紙を加藤木さん所属の池田エス会の4人が順に読み上げて、ザメンホフ祭は終了した。 (大畑)