La Vento 385

La Vento
N-ro 385    2018年 1月号
Suita Esperanto-societo

吹田エスペラント会会報  発行:矢野義男 吹田市山田東2-25-13
郵便振替 00970-0-319578   年会費 6000円  準会費 2400円
ホームページ http://suita.chu.jp


Felicxan Novjaron!
平成という年号もあと1年と少しと決まり、何か今年は人生の締めくくりを何かしなくてはならないような気持ちになります。
新年になって私の心にひっかっかっている事件は、寝屋川の33歳の統合失調症の女性が長い間自宅で監禁されて衰弱死した事件です。小学校6年から学校へ行けなくなり長い間、社会からほとんど知られない状態で、放置されてしまったのです。両親は、きっとどう対処していいかわからなくなり、監禁という悲惨な手段を取ってしまったのでしょう。寝屋川市は発達診断で早期に障がい児を発見し、相談活動も行き届いていると私は思っていたので、この事件は意外でした。現在、障がい児の対応や老人介護環境の改善が進んできているのに、まだまだ隠れた闇があるのかと悲しくなりました。
せめて自分の住んでいる近所の方たちと交流を図り、挨拶等、声を掛け合ってなごやかに過ごしていきたいと思います。

吹田エスペラント会は目下、第66回関西大会の準備にまい進しています。
日時:5月26日(土)~27日(日)、吹田市立千里山コミュニティセンター(阪急北千里線千里山駅下車)で開催されます。
予定をあけておいてください。

★「第25回ワン・ワールド・フェスティバル」で、KLEGからブース出展とトークセッションを行います。
日時:2月3~4日(土・日)10:00~17:00
会場:カンテレ扇町スクエア・北区民センター・扇町公園
題目「ワクワクする国際語エスペラントの世界」
トークセッションの日時:2月4日10:00~11:00
場所:北区民センター1階第1・2会議室(56人)
なお、扇町公園の会場では「みんなのキッチン」が開催され各国料理が食べられます。モンゴルのゲルが設置され、歌や民族衣装の試着も行われます。時間のある方はぜひ、ご参加ください。

2017年度活動報告

1. 入門講習会
2017年度は開催せず。

2. 例会
Skypeを使ってほとんど毎週水曜日8時から9時に、佐藤、松田、矢野明徳、松井、大畑、矢吹の6人で学習している。情報交換をしたり、会員のレポート等を使って学んでいる。夏以降エスペラント相撲に5人が参加した。

3. 行事
吹田市民文化祭参加
11月3日(金・祝)午後1時45分~4時、千里市民センター多目的ルームでエスペラントふれあい講演会があり、23名の参加者があった。一般市民は10名、あとはエスペランティスト。吹田エス会からは、矢野博幸、松井、大畑、松田、矢吹の5名。市長挨拶のあと、第一部は桂福点さんのプロジェクターを使っての講演。テーマは「ことばの響きは心の響き――地球の言語で平和を」。エスペラントとの出会いについて、ラジオ番組の「花巻に宮沢賢治を訪ねる旅」でエスペラントが東北の土壌に合っていると感じたこと、今後はエスペラントを使って平和のメッセージを込めた落語を作って世界の人々に伝えたいと思っていることなどを語られた。
第2部は、チェメトードによるエスペラント体験(講師は川村泰範さん)。福点さんも体験するので、動物の人形や図鑑や動物の鳴き声も用意されて、ゆっくりとわかりやすく教えていただいた。90歳の参加者も楽しめたほど。
★ 北摂ザメンホフ祭
千里山コミュニティセンターで吹田エス会担当のZ祭を行った。出席者は20人。内訳は、池田エス会6人、豊中エス会7人、吹田エス会4人、近江エス会1人、他にタイからs-ro Warut、吹田在住の松川さん。
1時半から松田さんの司会で、佐藤副会長の開会あいさつ、池田エス会の島谷さんの小坂賞受賞のあいさつがあり、続いてタイから来日のs-ro Warutの「Esperanto enBangkoko」の講演。タイにおけるエスペラント運動の歴史を映像を使って説明。通訳は田中一喜さん。その後、豊中エス会の福田さん、吹田エス会の3人、豊中エス会の佐野さんから発表。休憩。
休憩後は、豊中エス会の山野さんによる関西大会等の映像紹介、的場さんのエスペラント朗読。最後に、池田エス会恒例の狂言「宝の槌 Maleo de Elmeto」が近江エス会の森さん参加で行われ、記念撮影でZ祭を4時半過ぎに終えた。
5時過ぎから近所の中華店で懇親会を開催。参加者は14人。

4. 大会などの参加者
6月3日(土)~4日(日)に第65回関西エスペラント大会が大阪大学会館で開催され、佐藤、松田、大畑、矢野明徳が参加。次回は吹田が開催するので、小浜の北川昭二さんから大会発展を招く手法をお聞きできてよかったと松田さん。一般向け演目は桂福点さんの視覚障がい者が駅のホームから落ちないでほしいという願いを込めた創作落語「落ちない噺」と、堀泰雄さんの情報発信と人と人との繋がりを築く道具としてのエスペラントの活かし方の講演。
10月1日(日)神戸市青少年会館で「峰芳隆さんをしのぶ会」があり、松田、大畑、矢吹が参加。峰さんは病と闘いながら最期までKLEGのために精力的に尽力された。
★ 第102回エスペラント世界大会
7月22~7月29日に韓国ソウルで開催され、吹田エス会からは誰も参加せず。
★ 第49回林間学校:9月16日(土)~17日(日)に京都エスペラント会館で開催された。吹田エス会からの参加者は松田。Songxantaさんの中級会話教室と講演が好評だったようだ。
★ 104回日本エスペラント大会:11月3日(金/祝)~5日(日)横浜市の県立かながわ労働プラザで開催。佐藤、松田が参加。

5.外国からのお客さん

6.その他の活動

7.会員数(1月現在会員15名、準会員1名)2018年松川真木子さん入会

8.機関紙“La Vento”をおおむね毎月発行。

9.役員
会長:矢野義男。副会長:佐藤守男、会計監査:佐藤守男
委員:大畑賀代子(会計、KLEG委員)、松田洋子(事務局)、矢吹あさゑ(機関紙・KLEG委員)

10.会費
年間6000円(正会員)、2400円(準会員)

 

2017.12.16北摂ザメンホフ祭報告
今回は、来年の関西大会の会場の下見もかねて千里山コミュニティセンターでZ祭を行った。
出席者は20人。内訳は、池田エス会6人、豊中エス会7人、吹田エス会4人、近江エス会1人、他にタイからs-ro Warut、吹田在住の松川さん。
1時半から松田さんの司会で、佐藤副会長の開会あいさつ、池田エス会の島谷さんの小坂賞受賞のあいさつがあり、続いてタイから来日のs-ro Warutの「Esperanto en Bangkoko」の講演。タイにおけるエスペラント運動の歴史を映像を使って説明。通訳は田中一喜さん。その後、豊中エス会の福田さんからは「節英のすすめ」の感想、吹田エス会からは、3人がエスペラント相撲で読んだ本の感想を述べ、豊中エス会の佐野さんの「豊中エスペラント会の活動」の話題が話されて、休憩。
休憩後は、豊中エス会の山野さんによる世界大会・関西大会・桂福点さんの映像紹介、震災句集の朗詠、的場さん自作のエスペラント談話“Dia favoro”。最後に、池田エス会恒例の狂言「宝の槌 Maleo de Elmeto」が近江エス会の森さん参加で行われ、記念撮影でZ祭を4時半過ぎに終えた。
5時過ぎから近所の中華店で懇親会を開催。参加者は14人。         (大畑)

お知らせ
吹田エスペラント会の総会は3月以降になります。
2018年、吹田在住の松川真木子さんが吹田スぺラント会に入会されました。